4月6日(木)に紹介式と始業式を行い、新年度のスタートを切りました。今年は3年ぶりに対面での紹介式、始業式を行いました。今年度は17名の職員の転入があり、全22学級の学級編成です。
始業式では校長から以下のような話を全校児童にしました。
「挨拶の盛んな滝二小を目指して」・・・始業式のお話
新年度が始まりました。新しい学年になり、教室も変わりました。クラス替えになった学年もあります。みなさんはどんな気持ちで新しい教室に入っているでしょう。きっと期待でワクワクしていることと思います。校長先生も、久しぶりにみなさんの顔を見て、元気な声を聴いてとってもうれしかったです。どんな1年になるか、ワクワクしてきました。今朝、横断歩道のところで挨拶をしてくれたみなさん。とってもうれしかったなあ。なんか元気になりました。
さて、今年1年、がんばってほしいことを言います。それは挨拶です。児童会執行部の承認演説会でも、「は・じ・め・の挨拶」のことを取り上げ、挨拶の盛んな学校にしたいって言っていた児童会の人たちがたくさんいました。今でも挨拶の素晴らしい人もたくさんいます。学級として挨拶の素晴らしい学級もありました。校長先生がみなさんの様子を見に教室に行くと、待ち構えていたかのように「こんにちは~」って錦鯉のように、張り切って挨拶をしてくれる学級もありました。大好きでした。仕事が大変で、元気がない日でも、そこの学級に行って「こんにちは~」って挨拶されると、本当に元気が湧いてきました。みんなニコニコして、張り切って楽しそうに挨拶してくれるので、さっきまで「疲れたなあ、大変だなあ」って思っていた気持ちは、どこかへ飛んでいってしまいます。どこの学級の様子を見るのも楽しみだったけど、その学級に行くのは特に楽しみでした。
春休み中に、嬉しい話もありました。地域の方から、「横断歩道の信号で止まっていたら、渡り切った小学生が、振り返ってお辞儀をしてくれたんですよ。信号が赤だから止まっていただけなのに、お礼をされたのって、なんかサプライズのプレゼントをもらったような、びっくりとうれしいが混ざった幸せな気分になりました。滝二小って、いい子たちがいますよね。」こう話していました。聞いている校長先生もとってもうれしかったです。たった一つのお辞儀で、相手の人はもちろん、その話を聞いている人まで幸せな気持ちにさせてくれる最強の挨拶使いですね。今までしていなかった人も、これからするようになれば、滝二小の前を通るのが、信号で停まるのが楽しみになるかもしれませんね
そういえば、廊下ですれ違う時に、元気に挨拶する人も多いですよね。これもうれしいんです。でも、会議中ですって書いてある看板があるときにすれ違った時に、声を出さずに頭だけ下げる「会釈」って言いますが、それをしてくれる人もいます。これもまたうれしいんです。きっと大きな声を出して「会議の邪魔にならないようにしたい。」でも、「挨拶する気持ちだけは伝えたい。」って相手のこと思っている気遣いがうれしいんです。えらいなあって感心します。
そこでみなさんに校長先生からのお願いです。それは、滝沢第二小学校を挨拶の盛んな学校にしてほしいのです。それも、自分たちだけでそう思うのではなく、職員室や校長室にくるお客さんはもちろん、迎えに来た誰かの家族、配達に来た業者さんまで、一人残らずみんなに「滝二小って挨拶がいいですね。」って言わせましょう。滝二小に来た人みんなに幸せな気分になってもらいましょう。また来るのが楽しみだって思ってもらえる挨拶の盛んな滝二小にしてほしいなと思います。
そのためには、この後教室に入って一番最初にする授業の始めの挨拶からいい気分になる挨拶をすることが肝心ですよ。 それでは、挨拶の盛んな滝二小を目指して一年間がんばりましょう。
全職員でしっかり子どもたちを導いていきたいと思います。
始業式~学級開きの様子 真剣に話を聞く姿…張り切って働く姿…新しいスタートに期待が高まります
R5.04.13 滝沢市立滝沢第二小学校 校報No.1より