1月1日に発生した能登半島地震により、お亡くなりになられた方々へ哀悼の意を表し、ご家族・関係者の皆様に心よりお悔やみ申し上げるとともに被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、被災地の1日も早い復旧・復興と、被災された方々が1日でも早く平穏な生活を取り戻されることを、心からお祈り申し上げます。
学校では、1月19日(金)昼休みに3学期始めの代表委員会がありました。そこで、ボランティア委員会から能登半島地震に対する募金活動をしてはどうかという提案が出されました。子ども達からの提案があったことは、大切なことだと思っています。
ここでもっと大切にしたいのは、「どのような思いで行うか」ということです。大きな被害についてはもちろん、被災者のみなさんの大変な状況については毎日のニュースで知ることができます。でも、どんな思いでいるかについては、思いを巡らせようとしなければ想像できません。体験した人でなければ本当の苦しさ、悲しさ、つらい気持ちはわかりません。そこで、本当に困っている人がいたらどんな気持ちでいるのか考える「相手意識」をもつことが、とっても大切なことだということも子ども達に伝えていきたいと思います。
そして、こうやって「誰かのために」行動することに大きな価値を見出して、「人の役に立つこと」にやりがいを感じる人間に育ってほしいものだと思っています。
(令和6年1月22日 校報第8号より)