先日、保護者の方から少し残念だけどとっても嬉しいなあと思うお知らせがありました。残念なことは、公園で遊んでいるときに、石を投げてしまったこと。そして、それが隣の民家に飛んで行って何かに当たった音がしたこと。嬉しかったことは、その時に一緒にいた6年生が、石を投げてしまった人だけでなく、みんなで謝りに行こうとしたこと。たまたま留守だったようで、会えませんでした。もっと嬉しかったことは、次の日にももう一度その家の呼び鈴を押して尋ねたこと。残念ながらその日も留守で会えずじまいでしたが、一緒に遊んでいた下級生たちに、失敗の後始末の仕方を自らの背中で教えるこの姿は、国語や算数など教科の成績では表れないけれど、人としての生き方「モラル」を教えてくれた本当に素晴らしい行動だったと誇りに思う出来事でした。
令和6年5月23日 校報第2号より