4月に入り天候も安定し、歩いて登校してくる人が多くなりました。岩手県では60プラスプロジェクトとして、1日に60分以上の身体活動に取り組むこととしています。

 実は、厚労省が作成した「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」にも中程度の有酸素運動を60分以上行う事が将来にわたって健康な体つくりに大きく関係することが書かれています。

 今の生活の中で、新しく60分運動する時間を作り出すのは一苦労だと思います。でも、毎日必ずある登下校の時間を有効に使うのはどうでしょう。つまり、徒歩で登校することでそれをクリアすることになるのです。 ちなみに、ハーバード大学のレイティー教授という学者が、毎朝適度な運動を続けた高校が、飛躍的に学業成績がアップした話を例に、「脳を鍛えるのは運動しかない」という本を書いています。毎朝の適度な運動が、学業成績の向上につながるなんて、とっても都合の良い話ですね。

令和6年4月12日 校報第1号より